
ココナツオイルは
ココナツオイルは、成熟したココヤシの果実から種子を抽出したもの。
太りにくい、脳が活性化するなどその効果は様々なで話題になっています。
ここではそんなココナツオイルの健康効果を紹介します。
ココナツオイルと中鎖脂肪酸
脂肪を構成する脂肪酸のうち、飽和脂肪酸の多くは動物性で、長鎖脂肪酸が多い。
ココナツオイルは植物性で、5~7割が中鎖脂肪酸、残りはほぼ長鎖脂肪酸。
この中鎖は長鎖よりもエネルギー源として利用されやすく、体脂肪として蓄積しにくい。
つまり、ココナツオイルは他のオイルに比べて太りにくいことからダイエットにも効果が期待できるんです。
ココナツオイルで口臭、歯周病予防!
ココナツオイルに多く含まれる中鎖脂肪酸には抗菌作用、それに抗炎症作用があります。
10~20分口に含むんで吐き出す「オイルブリング」を行うと、口臭や歯周病の予防になります。
ただし、ココナツオイルで「オイルブリング」をするときに注意すべき点としては、洗面所でする場合は排水溝にこびりついて詰まる原因になるので、ティッシュなどに吐き出すようにしましょう。
ココナツオイルはアルツハイマー病の予防や改善の期待も
ココナツオイル含まれる中鎖脂肪酸は肝臓で分解されるとケトン体となります。
このケトン体は、アルツハイマー病で脳がブドウ糖をエネルギー源として活用できなくなったときに、代わりのエネルギー源となり、認識能力が改善される、という研究があります。
ココナツオイルは乳がんの再発予防にも期待されている
ココナツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は肝臓にいくとケトン体を出しますが、このケトン体の研究で注目・期待されているのが乳がんの再発抑止効果。
ケトン体が血中のインスリン濃度を下げることによって乳がんの進行を抑えらえるようです。
ココナツオイルの健康効果まとめ
ココナツオイルの健康効果としては、他にも肌保湿や便秘、それに体全体の老化予防、つまりアンチエイジングにも効果が期待できるとされています。
今後の体の健康のことを考えたときには、ココナツオイルは強い味方になるかも知れないですね。